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アラサーだってさー

教育関係のお仕事をしているアラサーだってさー

『なんで俺ばっかり怒られるの?』

いろいろ生徒とかかわっていると、対応したこと、生徒がいったことが頭の中でぐるぐるして 夢にでてきたり、突然夜中に目が覚めてそのことをずっと考えてしまうことがある。

 

 

そういう風に自分の中で何度も考え直し、うんうんうなりながら自分は少しづつ勉強していくのだろう。 それをすっきりまとめるためにも文章で書いておこう(当然細部は変えてあったり、いくつかの生徒の話を混ぜたりしています)

 

 

 

その子は落ち着きがなく授業中も話をしていて注意することがしばしばある。

→話しているのは俺だけじゃないのに何で俺ばっかり怒るの?

消しゴムをちぎって投げて遊ぶことが流行ったとき、その子の消しゴムにちぎった跡がある。

→俺の消しゴムを取られて○○君がちぎって遊んでたのに何で俺ばっかり怒るの?

机に落書きを書きあうのが流行ったとき、その子の机が他の子より汚れている。落書きを消すようにいう。

→何でおれが書いてないのに消さなあかんの?被害者なのに何で俺ばっかり怒るの?

 

→→俺は先生から嫌われているから、なんもやっていないのに因縁つけられる。

 

これだけ見ると、確かにこの子はクラスのいじめの対象になっているようにみえる。

センセーは何もわかっていない決めつけ教師なのだろうか。

 

 

よくその生徒の日頃の様子を見てみる。

・消しゴムをちぎってあそんでいるとき、確かに別の子がA君の消しゴムをとってちぎって投げて遊んでいる。A君も一緒になってちぎって投げあっている。

・机に落書きを生徒が書きあっているところを観察してみると「やめろよーw」といいながら書いたり書かれたりしている。

・A君はやられたと言ってこない(言えない?)。

 

たしかにA君がいじめられていて、無理やり付き合わされている可能性もある。

しかし、どうもそういう場合と違う。顔が雰囲気が違う。明らかに楽しそうなのだ。

(どんなに隠すのが上手い子でもやはり無理やり付き合わされているならば、何かしら外にそれが出てしまう。子どもだけでなく、どんな大人だってそう。

センセーが何もわかっていない何も気づけない決めつけバカ教師でないとするならばさすがに気付きます。)

 

 

このような子はなかなか注意しにくいです。

しかし、この子自身がとても危うい立場に立っています。

 

(A君は「俺は被害者だ」というと確かにそういう一面もあるので教師側は注意しにくいです。しかも、一緒にふざけていた生徒はだれかわからない場合が多く。「俺もやってないし、俺もやってないし」でうやむやになってしまいます。これで怒られることなくA君たちは楽しくふざけつづけることができます。)

この様子だとただ生徒が騒いで教師が授業進めにくくなるだけのように思えます。A君はうまいこと注意を逃れてラッキーと思うだけかもしれません。

しかしだいたいの場合この状態が続くとA君は本当にいじめられる立場になります。A

周りの子もセンセーが注意したときに注意されにくいということをおぼえていきます。

確かに注意されないいい手だと考えるでしょう。

 

 

それを繰り返していくとだんだんふざける内容がエスカレートしていきます。同じことやっててもつまらないですしね

そうすると、初めは消しゴムちぎられるくらいどってことないと思っていたり、自分の机に落書きされるくらい何とも思っていなかったりしたとしても周りはもっと刺激的なことをやるようになります。服を少しはさみできりあったり。

はじめは確かにお互いがやりあっていますが、これまでの流れがあるので他の子はA君を攻撃しやすいです。みんな服を切られるのは本当に嫌なので、自然とこれまで攻撃していたA君に偏りだします。(なぜならみんなターゲットになるのは嫌だから。)

 

 

それで、ついにA君が笑っていられなくなってA君が一気に爆発するか。それができない場合学校に来れなくなってしまいます。

 

 

手を打つならば

初めの段階でA君に「君は卑怯だ!自分も楽しんでふざけているのに上手いこと被害者の立場を利用しいる」というのではなく、「君の引き受けている立場は危ない。今はいいかもしれないが、だんだんエスカレートして本当に嫌なことをされるようになるよ。いまなにかやられたら一緒にふざけるのではなく。やめてほしいと相手に伝え、されたことを教師にすぐつたえてほしい」

 

 

 

こういう事例が大きな事件に発展して世の中に明るみになったとき、センセーはいじめの初期を気付けなかった教師というあつかいになるのだろうな。