部活センセー vs 勉強センセー
どこの学校の職員室でもつねになにか問題は起こっています。
会社になってもだいたい人間関係って学生時代の教室からかわらないように、職員室も小さな教室です。仲の悪いセンセーもいるしいろいろです。
ただやっぱり基本的に生徒をよくしたいって考えはみんなもっています。
けど、どんな人間がいい人間かっていう部分はそれぞれのセンセーによって違います。
これは何が正しいとかそういうのはなく基本的に宗教みたいなものと思います。
テストの点も大切だけどやっぱり挨拶がきちっとできてパリッとした人間が素晴らしい。と考えるセンセーもいるし
やっぱり学生の本分は勉強、しっかり勉強しなさい。ってセンセーもいる。
で、タイトルの通りなんだけど、
どこの学校でも必ずあるのが、部活と勉強の比重の問題。
たとえば定期テスト1週間前
大体のところは部活はお休みになると思うけど、部活動を熱心に指導したいセンセーはここが納得できない。一週間も休んでいたらもとに戻すのにとても時間がかかってしまう。 3年しかない短い学生生活で少しでも練習時間を確保したい。
さらに生徒はどうせ家に帰っても勉強をあまりしない。 ただの部活休み週間になっていると考えています。
だからなんとか練習できるようにテストの近くの日に試合を入れようとします。
(試合が近い場合、テスト一週間前でも部活動の練習が認められる。)
そして、勉強をしっかりさせたいセンセーはそれが気に入らない。
普段から部活でヘロヘロになっている生徒。平日は授業中、部活の疲れもあり生徒がウトウト。やっと勉強に集中できるテスト前まで練習して、学校になにしに来てるかわからない。 部活も大切だけどせめてテスト一週間前くらいは勉強に集中してほしい。
などなど、この二つの勢力がつねにせめぎあっています。
学校の行事を決める時、テストの日程を決める時、補習授業をくむ時。
生徒のみなさんはとにかくそういういろんな先生がいて、自分はどれくらいの比重がいいのか。ということを考えて貫いてほしいと思います。
つねにそのセンセーがいっていることが正しいとは限らないし、そもそもばっちりただしいことっていうものはありません。
職員室で生徒がある理由でこっぴどく叱られているときでも、その隣のセンセーはこのセンセーのいってること若干おかしいなーって思ってます。
大切なのは自分が納得してその選択をしているかどうかです。いま目の前に座ってるセンセーがいい顔する選択肢が正しいとは限りません。