数年前、とある学校で書道部を担当していた。
その部活は部員が本当に少なく、幽霊部員2人とまじめに練習している1人がいた。
ある冬の日、自分と部員1人で並んで書道の練習をしてたんだけど、なんか二人とも集中力がきれてあまり筆が進まなかった。
自分もぼーっとしていると、突然生徒が「センセー 自分ちやほやされたいです。」っていってきた。
なんかそのときすっごい納得したのを覚えてる。そうだよなー おれたちみんなちやほやされたくて生きてるよなーって
センセーはこういうのがやめられなくて教師の道を5年も回り道しながら、それでも進み続けていたんだ