アラサーだってさー

教育関係のお仕事をしているアラサーだってさー

バレンタインの『手作り』クッキーが怖い

 

2月14日バレンタインデー、どこかのだれかが処刑された日だ。

この日の女子生徒はみんな手作りクッキーを交換し合うのに忙しい。今は女子同士だけでない。ちゃんと部活内クラス内の男子にも配って、顧問の先生に配って、昔の大人の年賀状のようになっている。 こういうところでも自然と社会の練習してるのかなと思ったり思わなかったりする。

 

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チョコが欲しいなら中・高校の教師になれ。

突然だけど、チョコが欲しいなら中・高校の教師になれ。

中学・高校生を教える場合、いろんなクラスに教えに行くので最低でも200人には勉強を教えることになる。どんな先生でも200人ほどの生徒がいると1人はかならずファンがいる。

 

これは、自信をもっていえる。どんな教師でもかならず熱狂的なファンがいる。それがどんなに厳しい先生でも、どんなに授業がつまらなくても、どんなに年をとっていてもかならず教師には熱狂的なファンがいる。

 この200〜300人に一人という数字は教師というアイコンに憧れる人の数なのだろう。

 

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今年も手作りクッキーを貰った。

たとえ、アイコンに憧れた上でのクッキーだとしてもやっぱり嬉しい。仕事がんばろうという気持ちになる。

 

が、今年もらったクッキーがまだ職員室の机にねむっている。

もう一回いっておくがクッキーを渡してくれる気持ちは本当に嬉しい。だけど怖いのだ。手作りクッキーを食べるのがとても怖い。理性では食べたからといって何が入っているわけではないとわかるのだけど、結構勇気がいるのだ。

 

どちらかと言うと、上のリンクのような怖さがある。

文化祭での生徒たちの食品の扱い方を見ているからかもしれない。自分の自炊も似たようなものなのであまり人のことはいえないのだけれど

 

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もちろん気持ちさえ伝われば、味やカタチ等は単なる「かざり」に過ぎない。手作りチョコのプレゼントを計画中の女子は是非ともその思いが伝わるバレンタインにしていただければと思う

 

上のリンクで書かれていた言葉に強くうなずきなら、生徒からの思いは机の引き出しに大切にしまっている。何かつらいことがあったときそれをみて元気をもらおう。

 

食べるなんて勿体無くてできないよね

 

 

とかいっちゃったりして

 

 

 

 

 

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!? (新潮文庫)

 

 

 

 

 

 

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