『まともがまともを求める』世の中できゃりーとFukaseが必死に『ドラゲナイ』してる話
問題のある料理店ってドラマが結構面白い。
演出が「最高の離婚」をやっていた人だとしって見るようになったが、主題歌がいい。
きゃりーぱみゅぱみゅだけど、ある歌詞の部分がとても素敵
全体を聞かないとしっかり意味はわかりにくいが
「まともがまともを求めるの?」
というところがぐっときた。
そして、ぐっときたつぎの瞬間すべてが繋がった!
始まりはこの記事
まずこの人の記事を読んで欲しい。
SEKAI NO OWARIが歌うDragon Nightという曲の中でDragon Nightという歌詞の一部が「ドラゲナイ」と聞こえるとバカにしている
記事中では
そんな中身のないニヤニヤしたいだけの「中傷」
といっている。
いじめに似た陰湿なものを感じる
とりあえず皆がディスって嘲笑しているものを自分もディスっておけばいいみたいな空気は昔からあるんだろうけど、ここ数年のSNS界隈でその流れは一気に加速している印象を僕は受けます。
それに対してSEKAI NO OWARIボーカルのFukaseは自分で歌うとき逆にドラゲナイっぽく歌うことでそれをやり過ごしているというのだ。
ネットによって世界が広がることで、逆に社会が狭くなった。1対多数の場面が増え、少人数でも声の大きな人に目をつけられると炎上してしまう世の中になってしまった。
ある人の問題部分が拡散する中で、その問題の周りの小さいけれど大切な枝葉の部分が省略されていく。ホントは悪い部分90に対して僅かだけどいい部分も10ある場合、叩いていい雰囲気が漂いはじめる。そこからはみんな安全なところから石を投げ始める。
ちゃんとした批判をしている人の影に隠れて、安全な場所から楽しそうに石を投げている人がいる。 しかも彼らはあきるのがはやい。
そんでお互いがお互いを見張るようになって窮屈な学級のできあがりー。
ネットも社会も会社も教室も学級もいっしょー。
上の記事でもそのことを書いている。
とにかくこのような世の中で大きな武器となるのが『正論』と『無視』なのかなと感じた。
そしてもんだいガール
歌詞の内容は
もんだいガール - きゃりーぱみゅぱみゅ - 歌詞&動画視聴 : 歌ネット動画プラス
上のリンクの歌詞を見ながらyoutubeで聴いて見て欲しい。
人の批判ばかりしてるばっかりではもったいない。その労力を何か自分で作る情熱に使って欲しいという内容。
さらにそのPVでSEKAI NO OWARIがDRAGON NIGHTのPVで行っているトランシーバーを持って歌うというシーンを入れている。
二人は付き合ってる
そしてよく知られているように
SEKAI NO OWARIのボーカルFukaseときゃりーぱみゅぱみゅは交際している。
ということは...
これらに気づいてからというもの
FUKASEときゃりーぱみゅぱみゅが二人でこっちを向きながらニヤニヤしてる気がして、なんかこっちまでニヤニヤしてしまうのでした。
センセーは伊坂幸太郎「モダンタイムス」
人生は要約できない
ってのを思い出した。