アラサーだってさー

教育関係のお仕事をしているアラサーだってさー

本当に子どもに本を読んで貰いたいなら

たくさんの人にいろんなおもしろい本を読んでほしいと思う。
それは自分が学生時代、小説を読む楽しさを知って大変な学生生活の現実逃避にすごく役立った経験があるからだ。そのことで文章を読むことへの抵抗感が減り、自分で参考書を読み進んでいけるようになったのは本当に大きな転機だった。

 

なにもそんな実用的な理由だけではなく、やっぱり自分が楽しいと思うことはいろんな人におすすめして楽しみをシェアしたいということもある。
『たのしいよねー』『ねー』とか、『あの結末はひどかったね』『ほんとひどかったわー』って言い合いたいのだ。

 

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以前、卒業生におすすめする本を書いた。

このエントリーを読んでくれる人はわざわざ検索で「卒業 おすすめ 本」と調べてくれるので本を読もうと考えている人だ。だからほっといても自分でいろいろ調べて本を読んでくれる。いっしょに『ねー』っていえる人だ。 


だけどそれだけじゃなく、まったく読書に興味のない人をなんとかこちら側になんとか引き入れたい。仲間がたくさんほしい。だからこそセンセーは弱った高校生を見つけたとき、鞄にそっと「試みの地平線」をいれるという地道な活動を続けているのだ。
なにも言わず、入れたことも気づかせない。 それは孤独な戦いだ。

けれどアラサーに近づいてきた今、正直限界を感じている。自分一人の力で死ぬまでに何人こちら側に引き込めるだろう?

 

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だから、「卒業 おすすめ 本」や「本 すすめ方」とかでこのエントリーにたまたまたどり着いて来てくれた人にも、いっしょにリクルーターになってほしい。

 

本はすすめるのではなく、すすめてもらうべきだ

いつも思うのが、みんなすすめてばっかりで本人は本を読んでない。自分が本をすすめられる立場なら、突然あらわれたよくわからない人のおすすめなんて読まない。しかも、だいたいみんなおすすめしても恥ずかしくない本をあげるので、読んでもおもしろくない。

まずは相手に取り入るためにこちらから相手を受け入れることから始めないとだめ。

聴き上手は営業上手 素晴らしい業績を上げる営業マンに共通する要素にはどんなものがあるでしょうか?こう問われたら私は、迷わず「聴く力」だと答えます。

第2話 「聴く力 ―営業の基本「アクティブリスニング」―」


相手を受け入れ、信用してもらわないと話なんて聞いてもらえない。
はじめは相手からおすすめの本を教えてもらい、その本を読もう。

 

そして読んで感想を子どもと共有する

手からすすめてもらった本を読んで感想を伝えよう。
で、ほかにおすすめのない?と聞いてみる。

何冊かその人からおすすめしてもらえば、だいたいその人が好きな本のジャンルや傾向がわかってくる。

 

自分が読ませたい本をすすめるのではなく、相手が読みたい本をすすめてあげる。

ここからが、われわれリクルーターの腕の見せ所である。
これまで自分が読んできた本の中から相手が気に入るであろう本を探し出そう。


それをさらっと「この本おもしろかったですよ」といって相手に渡してみよう。

 

 

 

 

 

世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なこと

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